Picnic:Music From The Soundtrack(George Duning)

往年のハリウッド映画らしい音楽。Loveテーマを中心としたアレンジ。画像にあわせて心理描写をサポートしているといった感じ。台詞が聞こえてきそうな雰囲気。それだけに、音楽だけの独り立ちとしては、まとまりがなく難があるように感じる。ただ、Moonglow は独立して楽しめる。懐かしさがいっぱいのアルバムでした。(MCA RECORDS)

1. Love Theme
2. Hal's Theme
3. Owens Family
4. Flo and Madge
5. Love Theme from "Picnic" - Picnic
6. Moonglow
7. It's a Blue World-Torn Shirt (Pt. 1)
8. Torn Shirt /Hal's Turmoil [Concluded]
9. Rosemary Pleads/Rosemary Alone
10. Culmination/Hal's Escape
11. That Owens Girl/Millie
12. You Love Me/Madge Decides

ヤナーチェク:シンフォニエッタ(ブーレーズ=BBCso)

打楽器と金管楽器が特徴的な民族的で野生的な主題で始まる。絹のような美しいvnに個性的な民族的なフレーズが重なるが、総じて灰色になり、抑圧された印象を受ける。叙情的な気分になるも、すぐに心乱れる。演奏は知的で、細部を克明に描き出す。アンサンブルは最上ではないが、この指揮者の特質が十分に聞き取れる。指揮者によってオケの方向性が変わるいい例だ。灰色で心乱れる曲でした。(BBCProms 2008)

1「ファンファーレ」:Allegretto
2「城(ブルノのシュピルベルク城)」:Andante
3「修道院(ブルノの王妃の修道院)」:Moderato
4「街頭(古城に至る道)」:Allegretto
5「市役所(ブルノ市役所)」:Andante con moto — Allegretto

Barbra Joan Streisand

ソフトフォーカスのしっとりとした声はスローなバラードが一番だ。The Summer Knows などはやはりいい。バカラックのMedley: One Less Bell to Answer/A House Is Not a Homeは洒落ていて気分がいい。アップテンポな曲は時代を反映して電子楽器が使われているが、今となっては安っぽく聞こえてしまう。歌唱力と声量は素晴らしい。(COLUMBIA)

1.Beautiful (Carole King)
2.Love (John Lennon)
3.Where You Lead (Carole King, Toni Stern)
4.I Never Meant To Hurt You (Laura Nyro)
5.Medley: One Less Bell to Answer/A House Is Not a Home (Burt Bacharach, Hal David)
6.Space Captain (Matthew Moore)
7.Since I Fell for You (Buddy Johnson)
8.Mother (John Lennon)
9.The Summer Knows (Michel LeGrand, Marilyn Bergman, Alan Bergman)
10.I Mean to Shine (Donald Fagen, Walter Becker)
11.You've Got a Friend (Carole King)

ハイドン:交響曲第60番「うっかり者」(デ・フリエンド=コンバッティメント・コンソート・アムステルダム)

さわやかで雅な1楽章に始まり、推進力と威厳を持った第5楽章まで、ハイドンならではの創意工夫が感じられる。モーツァルトのごとく自然さそのものではない。オヤッと思わせるところが散見される。通奏低音とピリオド楽器が古風な感じ。ティンパニーで格調が表出され、ホルンや管楽器は達者だ。残響の多い会場で小編成オケらしい爽やかで優れたアンサンブルが心地よい。しかし、各楽章の中間部では短調に展開が比較的長く続きちょっとだれる。終楽章で調音をしているかのような驚かされる表現がニックネームの由来か。いい演奏で楽しませてもらいました。(約24分)(Radio4)

1.Adagio - Allegro di molto
2.Andante
3.Menuetto - Trio
4.Presto
5.Adagio (di Lamentatione)
6.Finale: Prestissimo

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(ガッティ=ロイヤル・コンサルトヘボウo)

1.充実感と軽みが共存する。アンサンブルのよさで緊張感が心地よい。2.引きずるような重い歩みの中に高まる悲しい気分。やがて、暖かさが顔を出すが、重く悲しみに包まれる。遅めのテンポで量感を持って描く。やや情に傾いた演奏だ。3.勇壮でエネルギッシュで、自然や狩りのテイストを持ち、激しいほどの表現だ。4.堂々として勢いを持った第1主題、抒情的な第2主題、フーガ的に展開。田園風の叙情性に悲しみが現れ、その中から力強く立ち直る。フィナーレはテンポを落とすため、緊張感が弱まった。(Live! at the concertgebouw)

1.Allegro con brio
2.Marcia funebre: Adagio assai
3.Scherzo: Allegro vivace
4.Finale: Allegro molto
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