シベリウス:交響曲第2番(サラステ=ドレスデン・シュターツカペレ)FM

1)自然を感じさせる。民族的なテーマを重心低く展開。自然の厳しさと英雄的な曲調。2)民族的な主題を暗く、重く引きずるように進めていく。そのままの暗さで盛り上がりを築く。重量級の重さと民族的な苦しさ厳しさから逃れようとして再び落ち込む感じ。3)緊張感と不安感を持って開始、素朴で自然の暖かさを感じる曲想。激しく厳しい盛り上がりの中に暖かい曲調が姿を現し、そのまま終楽章へ。4)悠々とした自然の開放感。暗さの中から脱しようとする上昇感。重厚で暗さの中に喜びを表すが、再び向かい風の中を勇敢に歩んでいく抑圧感。フィナーレ直前にゆっくりと重厚に盛り上がりを築く。粘り腰の暗い思い音楽だ。なかなか曲調を陽転させず、聞き手を暗く厳しい状況に置く。メロディが親しみやすいのが救いだ。フィナーレの数分前にようやく上昇し解放してくれる。立派な演奏だが、激しすぎるのでは。自然観よりも闘いを感じてしまう。フィナーレは圧倒的な盛り上がりだ。そこに至るまでの語り口が・・・

1.Allegretto
2.Tempo andante, ma rubato
3.Vivacisimo
4.Finale (Allegro moderato)

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