刑事コロンボ「歌声の消えた海」(米1975)
缶詰の懸賞でメキシコ旅行が当たり、妻と一緒に客船に乗り込む。大きな客船で迷子になるコロンボ。同じ船に中古車ディーラーのダンジガーの姿があった。大勢の客を招いての旅だ。ダンジガーは船のバンドの歌手ロザンナとラスベガスで浮気をしたが、脅迫により口止め料を要求されていたのだ。ダンジガーは亜硝酸アミルを吸引し、プールで心臓発作を装い、診療所の病室で療養することになる。その夜、バンドのショーの休憩時間に、ダンジガーは施術用手袋を盗んで病室を抜け出し、前もって用意していたマスターキーを使って、乗組員専用通路に入り、パーサーの衣装に着替え、ロザンナの部屋で待ち伏せ、帰ってきて椅子に座ったところを後ろから、消音に羽根枕をつかって射殺する。急いで病室へ帰る途中、洗濯室に銃を隠し、回診の直前に何食わぬ顔でベッドに戻る。ロザンナと喧嘩をしたバンドピアニストのロイドに罪を着せるべく、銃の領収書を彼の部屋に仕込んでいた。ショーに戻ってこないロザンナが死体で発見される。死体の前の鏡には口紅でLの頭文字が書かれていた。船長はコロンボに捜査を依頼する。船長などの関係者はロイドが犯人であることを疑わない。しかし、コロンボは船酔いの薬を医務室にもらいに言った時、病室の入り口に羽が落ちているのを見つけて、患者のダンジガーを疑う。執拗にダンジガーを調べて状況証拠を手に入れる。コロンボはダンジガーに、犯行に使われた硝煙反応のある手術用手袋さえ見つかったらロイドの犯行で決着すると罠をかける。拳銃はロイドに罪を着せるために残しておいたが、手袋はダンジガーが海に捨てていた。早く決着をつけたいダンジガーは、再び手術用手袋を盗み、別の拳銃で硝煙反応をつけ隠す。メキシコに到着の日、手袋が発見される。コロンボはゴムの中に残った指紋をダンジガーに突きつける。一件落着。
久しぶりに見て、これを最初に見た昭和にタイムスリップした。当時のテレビドラマの中ではピカイチだった。シリーズの中で、スケールも大きく、犯人には同情の余地がなく、対決に買った時の爽快感がある。ディック・デ・ベネディクティスの音楽はキレがあり、スピード感がある。いや〜、懐かしかった。
久しぶりに見て、これを最初に見た昭和にタイムスリップした。当時のテレビドラマの中ではピカイチだった。シリーズの中で、スケールも大きく、犯人には同情の余地がなく、対決に買った時の爽快感がある。ディック・デ・ベネディクティスの音楽はキレがあり、スピード感がある。いや〜、懐かしかった。

