芙蓉鎮(中1987)
中国芙蓉町で米豆腐の屋台を経営する胡玉音、大繁盛で街の人気者。国営の食堂は評判が悪く、県から経営を任されている女経営者李国香は気に入らない。彼女は叔父のコネで県の改革班長になって帰ってくる。胡玉音夫婦は一生懸命働き、金を貯めて家を新築する。李国香は階級闘争を推進。社会には最下層に位置づけられた人たちがいた。その中には芸術家で今は道路掃除をやらされている秦書田もいた。街の中には班長に取り入るもの、党籍を失いたくないため胡玉音夫婦を売るものもいた。反社会的として胡玉音の家、財産は没収。実家に逃げている間に夫は殺され、自分には富農のレッテルが貼られ最下層民として道の掃除をさせられる。革命の推進の中で李国香の一旦、失墜させられるが、再び復帰。道の掃除をさせられる胡玉音と秦書田は互いに惹かれあい子供ができるが、最下層民の結婚は許されず、秦書田には10年の実刑判決。堪え忍ぶ生活。文化大革命は終わり、胡玉音は復権し、家と財産が帰ってくる。秦書田も戻ってくる。二人は米豆腐の商売を始める。街は革命前の明るさを取り戻す。そんな中、革命時に利権を得ようと権力者に取り入ったが、今では落ちぶれた男が、以前通り革命を叫びながら、皆に奇異の目で見られながら歩いていく。
大作だ。冒頭の活気ある街の様子、文化大革命が始まってからは緊張感が画面を支配する。その緊張感がとぎれることがないのは凄い。心暖まるエピソードが展開してもバックには恐怖が支配している。目に見えないはずの社会・国家のルールが見えるのだ。大変な時代。こんなことが起こりうるんだと言うことを訴えてくる。中国の作品であることが、これまた凄い。音楽は葛炎。大変な名作でした。☆
大作だ。冒頭の活気ある街の様子、文化大革命が始まってからは緊張感が画面を支配する。その緊張感がとぎれることがないのは凄い。心暖まるエピソードが展開してもバックには恐怖が支配している。目に見えないはずの社会・国家のルールが見えるのだ。大変な時代。こんなことが起こりうるんだと言うことを訴えてくる。中国の作品であることが、これまた凄い。音楽は葛炎。大変な名作でした。☆

